本の虫のつぶやき No.212
2023.09.25
9月30日は「翻訳の日」です。翻訳にかかわる人々の活動を広く浸透させ推進することを目的に、一般社団法人日本翻訳連盟が制定しました。日付は4世紀に聖書をラテン語に訳したヒエロニムスの命日からきています。今回は翻訳に関する本を紹介します。
①『翻訳というおしごと』 実川元子著 (801.7/ジ)
「外国語を生かせる仕事」として、根強い人気を誇る翻訳業。そもそも翻訳とは、どんな仕事なのか。実務、映像、出版の翻訳者10人にインタビューを重ね、浮かび上がってきた「翻訳というおしごと」を、鮮やかに描きます。
②『翻訳地獄へようこそ』 宮脇孝雄著 (801.7/ミ)
様々な作品を訳してきた著者が、多数の翻訳実例を交えながら翻訳のやり方を実践的に紹介しています。翻訳者の苦悩と翻訳の奥深さが伝わってくる一冊です。
③『翻訳できない世界のことば』 エラ・フランシス・サンダース著 (804/サ)
他の言語に訳すと一言では言い表せない「翻訳できないことば」を世界中から集め、感性豊かな解説と瀟洒なイラストを添えて紹介しています。
④『海を渡った日本文学』 堀邦維著 (910.26/ホ)
海外における日本文学人気の源泉はどこにあるのか、小林多喜二の「蟹工船」が日本の現代作品で初めて英訳出版されたのはなぜか、海外の日本文学発掘の経緯をひもとき、日本現代文学史に新たな視野をもたらします。
① ② ③ ④
本の虫のつぶやき No.211
2023.09.04
9月9日は「救急の日」です。救急医療の大切さを理解してもらおうと、1982年に厚生省(当時の)が制定しました。日付は語呂合わせからきています。今回は救急医療に関する本を紹介します。
①『目で見てわかる応急手当マニュアル』 郷木義子ほか監修・著 (492.29/ゴ)
教育・保育の場で子どもとかかわる専門家や学生が身につけておくべき応急手当の入門書です。事故や急病、災害時に最低限実行してほしい観察や手当て、心構えなどを、イラストを交えわかりやすく解説しています。
②『救急救命士になるには』 益田美樹著 (498.14/マ)
救急処置や医療行為をするだけでなく、傷病者はもちろん現場に居合わせた人や家族を精神面でもサポートし、命のリレーをつなぐ救急救命士の仕事を、詳しく紹介しています。
③『出動せよ!世界の緊急車両図鑑』 サイモン・タイラー作 (726.6/タイ)
ピンチの時に頼りになる、世界のはたらく乗り物が大集合! パトカー、白バイ、消防車、消防ヘリ、救急車、レスキュー車、巡視船、砕氷船など、全70種を紹介しています。
① ② ③
本の虫のつぶやき No.210
2023.06.19
6月19日は「朗読の日」です。朗読を普及させようと、2001年に日本朗読文化協会が制定しました。日付は語呂合わせからきています。今回は朗読に関する本を紹介します。
①『名作おんどく366』 主婦の友社編 (809.4/シ)
名作、おはなし、詩、ことば遊び、名言、古典など、子どもたちに伝えたいさまざまな作品を季節ごとに収録しています。
②『声に出して読みたい日本語 1』 齋藤孝著 (809.4/サ/1)
祇園精舎の鐘の声からガマの油売りまで、日本の名文、名ゼリフを集めた本です。
③『朗読の教科書』 渡辺知明著 (809.4/ワ)
だれもが楽しみながら進歩できる朗読実践のためのテキストです。朗読とはなにかから、姿勢・発声・発音、リズム、文法、表現方法までをわかりやすく解説しています。
① ② ③
本の虫のつぶやき No.209
2023.05.15
5月16日は「旅の日」です。松尾芭蕉が『奥の細道』の旅に出発したのが1689年の3月27日。これを新暦に置き換えると5月16日(1988年の場合)になることから、日本旅のペンクラブが制定しました。今回は『奥の細道』に関する本を紹介します。
①『松尾芭蕉と奥の細道』 佐藤勝明著 (911.32/サ)
古い俳諧の世界に新風を吹き込んだ松尾芭蕉。『猿蓑』などの作品集を生み出し、進化と深化を追い続けた生涯を辿ります。
②『「奥の細道」を歩く』 立松和平著 (915.5/マ)
『奥の細見』を思いたった時に、どこからでも旅立てるように、全行程を30コースに分けて紹介しているガイドブックです。
① ②
本の虫のつぶやき No.208
2023.04.10
4月10日は「よいトマトの日」です。トマトの味の旬は春、収穫量の旬は夏といわれていることから、新生活、新学期が始まる春においしいトマトをたくさん食べて健康的な生活を送ってほしいことから、カゴメ株式会社が制定しました。今回はトマトに関する本を紹介します。
①『トマト好きのトマトの食べかた』 T.C.M.編 (596.3/テ)
著名なプロから一般の主婦まで、トマト好きの料理人がいつも食べているトマトの絶品レシピを紹介!おいしく食べるコツはもちろん、栄養面の豆知識も満載です。
②『カゴメトマトジュースレシピ』 カゴメ株式会社著 (596/カ)
カンタン、おいしい、ヘルシーな、トマトジュースの厳選レシピが載っています。
③『トマトの大百科』 中野明正編 (626.27/ナ)
歴史上のエピソードも交え、トマトの成り立ちや育ち・栽培、国内外の生産事情、利用・加工・食文化、社会・経済とのかかわりを描いています。
① ② ③
本の虫のつぶやき No.207
2023.03.06
3月1日は「マヨネーズの日」および「マヨサラダの日」です。「マヨネーズの日」はキューピー株式会社、「マヨサラダの日」はキューピーグループに属するデリア食品株式会社が制定しました。今回はマヨネーズに関する本を紹介します。
①『マヨネーズ・ドレッシングの知識』 今井忠平著 (588.7/イ)
沿革から分類と規格、原料、製造法、微生物と衛生、化学的・物理的性質、栄養まで、すべて網羅した一冊です。
②『キユーピーのマヨネーズレシピ』 キユーピー株式会社監修 (596/キ)
日本でいちばん愛用されている「キユーピー マヨネーズ」の、マヨレシピ集です。キユーピーならではの裏ワザも満載!
③『技あり! : マヨネーズ』 (596/ワ)
マヨネーズの旨さを生かす傑作レシピに加えて、料理をおいしくするその機能性に着目した新発見レシピがたくさん載っています。
① ② ③
ひな人形を飾りました
2023.02.21
図書館本館にひな人形を飾りました。
退職された高校の先生から、寄贈していただきました。ふっくらとしたお顔がとてもかわいいです。
ぜひ、見に来てください。
本の虫のつぶやき No.206
2023.02.13
2月16日は「寒天の日」です。長野県の茅野商工会議所と長野県寒天水産加工業協同組合が制定しました。今回は寒天に関する本を紹介します。
①『かわいい寒天スイーツ』 大越郷子著 (596.65/オ)
おいしくてからだのためになる寒天スイーツのレシピを紹介しています。
②『きらきら鉱物菓子の作り方』 ハラペコラボ著 (596.65/ハ)
美しく、おいしく、心ときめく鉱物菓子のレシピ集です。
③『寒天・ところてん読本』 松橋鐵治郎著 (668.5/マ)
肥満防止・コレステロール低下などで注目される伝統食材。その機能性と、おいしさの科学、製法、品質の知識・見分け方・選び方をガイド本です。
① ② ③
本の虫のつぶやき No.205
2023.01.30
1月30日は「タビナカの日」です。海外旅行ツアー・アクティビティの予約サイト「タビナカ」を運営する会社が、人生を豊かにする旅をより多くの人に経験してほしいと、「い(1)ざ(3)地球(0)を楽しもうと」と読んで制定しました。今回は旅行に関する本を紹介します。
①『地図で訪ねる歴史の舞台 世界・日本』 帝国書院編集部著 (290.38/Te25)
現在と過去のつながりが地図でわかる一冊です。世界遺産めぐりにも最適です。
②『いちばん美しい季節に行きたい世界の絶景365日』 Tabizin, Pie International著 (290.87/タ)
一度は行ってみたくなる、心が震えるような美しい絶景が詰まった写真集です。
③『いつか旅してみたい美しい日本の島100』 パイインターナショナル編著 (291.08/パ)
いつか旅してみたい日本の島を美しい写真と島の歴史や情報とともにお届けしています。
④『聖地巡礼 Beginning』 内田樹, 釈徹宗著 (291.09/ウ)
日本の霊性を賦活するシリーズです。
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本の虫のつぶやき No.204
2023.01.16
1月17日は「おむすびの日」です。ごはんを食べよう国民運動推進協議会が2000年に制定し、公益社団法人米穀安定供給確保支援機構が2018年に引き継ぎました。今回はおむすびに関する本を紹介します。
①『にっぽんのおにぎり』 白央篤司著 (383.81/ハ)
47都道府県のそれぞれの地方で愛されているおにぎり、その土地の食べ物でアレンジしたおにぎりを大きな写真で紹介しています。
②『最高のおにぎりの作り方』 樋口直哉著 (596/ヒ)
おにぎりから牛丼まで、全28品のレシピを紹介。なぜその工程が必要なのか、どうしておいしくなるのかを科学的に分析・説明しています。
③『おにぎらずの本 』 オガワチエコ著 (596.3/オ)
誰でも簡単に失敗なく作れるおにぎらずの126品のレシピがのっています。
④『お米の達人が教えるごはん基本帳』 西島豊造, 飛田和緒著 (596.3/ニ)
だれよりもお米に詳しい米屋とだれよりもお米が大好きな料理家が教える毎日おいしいごはんを食べるための本です。
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