本の虫のつぶやき No.174
2020.11.30
11月30日はシティズ・フォー・ライフの日(世界500都市以上で行われる死刑廃止運動の日)です。死刑制度とは何か、考えてみましょう。
①『死刑執行人の苦悩』 大塚公子著 (326.4)
秘密主義の日本の死刑制度、執行を待つ死刑囚。徹底した取材を基に、死刑制度を問います。
②『誰も知らない「死刑」の舞台裏』 近藤昭二著 (326.41/コ)
死刑判決の実態、死刑囚の生活、死刑執行の詳細を語っています。
③『死刑執行人の日本史』 櫻井悟史著 (326.41/サ)
日本の死刑の歴史から、「人が人を殺す」という、死刑執行をめぐる諸問題を解きほぐします。
④『死刑の基準』 堀川惠子著 (326.41/ホ)
“連続射殺魔”として社会を震撼させた「永山裁判」で最高裁判所が示した死刑の基準とは?
① ② ③ ④
本の虫のつぶやき No.173
2020.11.09
アメリカ大統領選挙が7日に、バイデン前副大統領が勝利を確実なものにしました。今回は、アメリカとはどういった国なのかを学ぶための本を紹介します。
①『アメリカ合衆国の誕生』 神野正史著 (253.03/ジ)
アメリカの建国にいたる過程をくわしく解説しています。歴史が苦手な人でも楽しめます。
②『地図で見るアメリカハンドブック』 クリスティアン・モンテスほか著 (302.53/モ)
120点以上の地図とグラフで描く、世界最大の強国アメリカ合衆国のポートレートです。
③『大統領選からアメリカを知るための57章』 越智道雄著 (312.53/オ)
大統領選挙の複雑な制度に秘められた文化的意味合いを解明しています。
④『ルポトランプ王国』 金成隆一著 (312.53/カ)
なぜトランプ氏が大統領として選ばれたのか解き明かます。
① ②
③ ④
ブックリサイクル開催中
2020.11.02
☆ブックリサイクル開催中☆
10/27(火)~11/9(月)図書館本館にてブックリサイクルを開催しています。図書館や家庭で不要になった本を、欲しい方に差し上げる活動です。
密になるのを避けるため、閲覧席にリサイクル本を並べました。開催期間残り1週間です。まだお宝本があるかも!?みなさまのご来館をお待ちしています!!
本の虫のつぶやき No.172
2020.10.26
飛ぶ鳥を落とす勢いの『鬼滅の刃』!『鬼滅の刃』では主人公たちが鬼を倒す物語なのですが、そもそも鬼とは何なのでしょうか?今回は鬼に関する本を紹介します。
①『鬼とはなにか』 戸矢学著 (387.91/ト)
鬼を神との対、怨霊との関連、山谷に駆逐された人びと、鬼門という角度などから本質的に考察し、日本人の信仰心の原像に迫ります。
②『鬼ともののけの文化史』 笹間良彦著 (388.1/サ)
鬼の説話を時代ごとに収録しています。
③『鬼の研究』 馬場あき子著 (388.1/バ)
日本の歴史の暗部に存在していた鬼を、芸能、文学、歴史の観点から解説しています。
① ② ③
本の虫のつぶやき No.171
2020.09.28
9月28日は「プライバシーデー」です。「プライバシーデー」は三島由紀夫の小説『宴のあと』でプライバシーを侵害されたとして有田八郎元外務大臣が作者と発行元の新潮社を訴えるという日本で初めてプライバシーが争点となった裁判でした。今回はプライバシーに関する本を紹介します。
①『個人情報ダダ漏れです!』 岡嶋裕史著 (007.6/オ)
「個人情報流出あるある」に学ぶ、スマホ時代の自己防衛術です。
②『個人情報の保護と利用』 宇賀克也著 (316.1/ウ)
個人情報の保護と利用をめぐる最先端の議論に触れることができます。
③『プライバシーなんていらない!?』 ダニエル・J.ソロブ著 (316.1/ソ)
「やましいことがないのであれば、安全のために、あなたのプライバシーを開示するのは問題ないのでは?」という問いに具体例を通して論じます。
④『宴のあと』 三島由紀夫著 (913.6/ミ)
「プライバシーデー」の由来にもなった三島由紀夫の小説です。日本の非政治的風土を正確に観察した完成度の高い作品です。
① ② ③ ④
本の虫のつぶやき No.170
2020.09.14
9月3日は「世界の法の日」です。1965年9月13日からワシントンで開催された「法による世界平和第2回世界会議」で、国際間に法の支配を徹底させることで世界平和を確立させようと宣言されたことを記念しています。今回は法律に関する本紹介します。
①『法むるーむ : 高校生からの法律相談』 法むるーむネット編集・執筆 (320/ホ)
日常で体験する様々なできごとについて、どういった法律が関わってくるのかをわかりやすく解説しています。
②『高校から大学への法学』 君塚正臣編/上石圭一ほか著 (321/キ)
高校までの学習を大学での講義に橋渡しするユニークな法学入門書です。
③『私たちと法』 平野武, 平野鷹子, 平野潤著 (321/ヒ)
初学者を対象に、日常生活に深く関わる領域を中心に法学全般の基礎知識や考え方を生活者の視点から解説したコンパクトな定番テキストです。
④『昔話法廷season1』 NHK Eテレ「昔話法廷」制作班編/今井雅子原作 (913.6/エ/1)
裁判員制度を考える話題のNHKEテレの番組を小説で完全再現しています。
① ②
③ ④
本の虫のつぶやき No.169
2020.08.24
夏休みが終わり、学校が再開しました。まだまだ暑い日が続きます。今回は、夏バテを克服するレシピ本を紹介します。
①『ホントはコワイ夏バテ51の対策』 福田千晶監修 (498.3/フ)
夏バテの判別方法とその原因や対処方法に加え、夏バテと間違いやすい注意すべき病気なども紹介しています。
②『ちょっと調子がよくないときのいたわりスープ』 今泉久美著 (498.58/イ)
症状にあわせたレシピと、目的別の摂りたい食材を紹介しています。
③『薬膳お菓子』 辰巳洋, 大村和子著 (498.58/タ)
季節に合わせたお菓子、健康を維持し平和体質に導くお菓子など、目的にあわせたレシピが満載です。
④『夏とごはん』 渡辺有子著 (596/ワ)
元気な時もバテ気味な時も、夏に食べたいレシピ集です。
① ②
③ ④
本の虫のつぶやき No.168
2020.07.13
1974年の7月13日に、オカルトブームの火付け役となったアメリカ映画「エクソシスト」が日本で初公開されたことから、オカルト記念日といわれています。今回はオカルトに関する本を紹介します。
①『絶対に出る世界の幽霊屋敷』 ロバート・グレンビル著 (147/グ)
古城、館、牢獄、教会、墓地、病院、工場など世界各地の有名な幽霊屋敷を、ファンタスティックな写真と怖ろしい幽霊話で紹介した写真集です。
②『オカルト伝説』 ダニエル・S・レビー著 (147/ナ)
世界各地で人間が生み出してきたオカルト伝説を幅広く紹介し、人間の生活とどのように絡み合って来たのか、古代から中世、現代へと歴史を辿りながら明らかにします。
③『オカルト・クロニクル』 松閣オルタ著 (204.9/マ)
世界各地の奇妙な事件、奇妙な出来事、奇妙な人物に迫る「超濃厚オカルト研究読本」です。
④『図説世界の神話伝説怪物百科』 テリー・ブレヴァートン著 (388/ブ)
世界中に伝わる奇人、怪物伝説から魔物の目撃譚、不可解な歴史まで「この世の不思議」をあまねく収集した百科事典です。
① ②
③ ④
本の虫のつぶやき No.167
2020.06.22
アメリカで黒人男性が白人警官によって殺害される事件が立て続けに2件起き、平和的な抗議デモが徐々に暴徒化しました。今回は、差別とは何かを改めて考えるための本を紹介したいと思います。
①『人種差別の世界史』 藤川隆男著 (316.8/フ)
人種主義と啓蒙主義の問題、白人性とジェンダーや階級の問題などを、世界史的な枠組で解明します。
②『娘に語る人種差別』 タハール・ベン・ジェルーン著 (316.8/ベ)
社会精神医学の専門家が10歳の娘の差別に関する素朴な疑問に答え、実状況から歴史認識まで、「差別」を根本的に問い直します。
③『学校では教えてくれない差別と排除の話』 安田浩一著 (316.81/ヤ)
著者が自身の「いじめ」の経験や排除される外国人労働者、差別される沖縄などについて語り、差別や排除との向き合い方を考えます。
④『アメリカ黒人の歴史』 上杉忍著 (316.85/ウ)
アメリカ独立以前から南北戦争、公民権運動を経て現代まで差別にさらされながらも、境遇改善への努力を積み重ねてきた彼らの500年の歩みを辿ります。
⑤『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ』 アンジー・トーマス作 (933.7/ト)
ギャングがはびこる町に暮らす女子高生スター。ある晩、幼なじみカリルが白人警官により射殺される。目の前で起こった事件は、事実と異なって報道されていく…。
① ② ③
④ ⑤